【事業再生の現場から】真実からは嘘を 嘘からは真実を

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経営難に陥っている会社は

事実そのものが 見えているようで 見えなくなっている

決算書だけではなく いろんなことが

どれが真実で どれがか分からなくなっている

そんな中で 経営の重要な意思決定をしなければならない

あなたは 意思決定できますか?

「意思決定」とは

ある目標を達成するために,複数の選択可能な代替的手段の中から最適なものを選ぶこと。

経営難に陥っている会社で

決算書の粉飾をしていない会社は どのくらいでしょうか?

おそらく ないと思われます

「粉飾」とは

① 紅や白粉(おしろい)などで化粧すること。

② うわべを飾ること。とりつくろって立派に見せること。

決算書の粉飾だけではなく

取引先 金融機関 会社の従業員に

“情報”の粉飾

事実とは違う説明をして

取り繕って立派に見せていることはないでしょうか?

そんな時 頭に流れる歌詞がこちらです♪

Mr.Children Any

真実からは嘘を

嘘からは真実を

夢中で探してきたけど

経営難に陥った会社の社長と話すだけでは

社長の頭にある“情報”の中から

社長が選択した“情報”だけが

社長の言葉として把握できるだけ

その“情報”のすべてが

“真実”かもしれないし

“嘘”かもしれない

「真実」とは

① うそいつわりのないこと。ほんとうのこと。また,そのさま。

② 〘仏〙 絶対の真理。

「嘘」とは

① 事実を曲げてこしらえたこと。本当でないこと。偽り。

② 誤り。間違い。

③ 望ましくないこと。すべきでないこと。

経営難に陥った会社と関わるときに

自分が心がけているのは

疑うのではなく

“真実”を掴むこと

社長の口から発せられた”情報”だけではなく

“真実”“嘘”が入り混じった決算書の”情報”

社長以外の役員 従業員の口から発せられた“情報”や表情・態度などの“情報”

それらの“情報”を照らし合わせることによって

真実からは嘘を

嘘からは真実を

掴むように心がけている

社長には孤独な一面もある

特に経営難に陥った会社の社長は

従業員には強気な発言を続けている一方で

銀行に対する借入金の返済や取引先の支払いに

頭を悩ませていることが多い

資金繰りに奔走し プレッシャーを受けながら

経営の重要な意思決定をしなければならない

あなたは 意思決定できますか?

続きはまた後で♪

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