知っているようで知らないインボイス制度を先取りしよう 第一章 消費税の基礎知識

さーびす
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こんにちは、ヒトヨシ拠点の桃です!

「モノやサービスを買うときに消費税は支払っているけど、消費税の申告や納付をしたことがない」という企業の方、インボイス制度の対応は順調でしょうか?

今回から、売上が1,000万円以下の小規模な個人事業主や法人の方に、是非知ってもらいたいインボイス制度について解説していきます!

 

「インボイス制度?聞いたことあるけどよくわからんしまだ先のことでしょ?どうせなるようにしかならないし、(できれば延期や廃止になって欲しいし)そんなの知らなくていい!」

と思っているあなた!

面倒だからと言って対応を先延ばしにしていると色々と不都合が出てきます(もしかしたら致命傷)ので一緒に学んでいきましょう!

  

インボイス制度とは何か?(一番正確で詳細だけど難解な国税庁のホームページはこちらから)

まず「インボイス」という聴き慣れない呪文におどろきとまどっている方が多いようです

自分は英語が超苦手なので、検索してみました!

 

出典:Weblio

インボイスは「送り状」という意味があるようです!

事業に関係する送り状といえば・・・

「請求書」や「領収書」のイメージが湧いてきますね!

インボイス制度が導入されると何が変わるのか?

色々と変わることはありますが大きな影響になるのは次の二つ!

 

  1. 免税事業者に支払った消費税が控除できなくなる
  2. 請求書・領収書に登録番号と税率ごとの消費税額を記載する

 

この内容については次回以降のブログで書き記しますが、消費税の申告と納税をしなくても良い免税事業者の「売上が1,000万円以下の小規模な個人事業主や法人の方」向けに、消費税のインボイス制度を簡単に説明すると・・・

 

申告と納付をする方には証として税務署から登録番号を与えます。

登録番号を請求書に書き記せば取引先と今後も取引できることでしょう。

登録番号を書き記していなければ将来困ったことがおきるかもしれません。

困りたくなければ免税事業者も消費税を申告して税金を納めなさい。

 

「そんなー!いつも消費税は払っているよ!仕入した時や水道代、電気代だって消費税込みの値段で取引先に払ってるよ!」

 

とツッコミたくなりますよね

 

だがしかし!
実は納付したことになってないんです

 

この仕組みを知るために、まず消費税の基礎知識からおさらいしましょう!

  

皆さん、一般個人の「消費者」として、消費税は物やサービスを購入した時に払っていますよね?

よくよく考えてみてください。税金なのに事業者の方に払っていませんか?

何かおかしいですよね?車の税金、固定資産税などは振込用紙や役所の窓口で支払いますよね?

 

実は納税をするのは、「消費者」ではなく、「事業者」が預かった消費税を計算して実際に国に支払っています。

イメージしやすいように桃商店を例に考えてみましょう!

 

 

このように事業者が計算・申告して国に納付しています。

しかし、事業者は消費者から消費税を預かってばかりではないですよね?

仕入先などに消費税を支払っています。(インボイス制度ではここが重要なポイントです)

消費税を支払うと図のように仕入れなどで支払った分は消費税を少なくすることができます!

 

 

100円納めてたものが50円で済むようになりましたね!

こうやって事業者は消費税の申告・納付をしています。

「仕入などで支払った消費税分だけ納税額が少なくなる」

このポイントを忘れないでいてください!

 

これが消費税の原則的な仕組みです!

複雑な消費税の計算はあまり気にしなくても取引登録の際に税区分をしっかりと登録できれば、freeeで消費税の申告書は楽チンに作成できます

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今回はここまでで、次回第二章では

「なぜインボイス制度を知らないと大変になるのか?絶対に知っておくべき理由」を章立てで順に分かりやすくお伝えいたします!

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