みんな知らないインボイス制度を先取りしよう 第二章 簡易課税、消費税免税事業者とは?

この記事は約3分で読めます。

ヒトヨシ拠点の桃です!

前回はインボイス制度を理解するための、消費税の仕組みについて書き記しました!

 

いよいよ本題に入りたいのですが、今回は「簡易課税とは?消費税を申告、納税しなくてもいい事業者がある」ということについて重要なので書き記していこうと思います!

 

簡易課税について 

 

まずは簡易課税から、前章で説明した内容、消費税の原則的な計算方法です!

取引が年に何千回とある中、この計算方法だとかなり手間がかかると思いませんか?

 

「こんなことしてたら一人でやっている個人事業者はやってられん!」

 

そういう方のために計算しやすいように簡易課税という計算方法があります!

とても親切ですね(笑)

 

国税庁が定めている業種ごとの「みなし仕入率」を年間の課税売上にかけて、みなし仕入額を算出するという計算方法です!(年売上5,000万円以下の事業者が選ぶことができる)

桃商店の場合、小売業なのでみなし仕入率は80%で計算をします!(みなし仕入率が高いほどみなし仕入額が大きくなるので納める消費税額は少なくなります!)

 

国税庁ホームページより引用

 

いつものように桃商店を例に分かりやすくおおざっぱに解説します!

桃商店が1年間で課税売上2,000万円(消費税込)の場合

年間2,000万円の売上に80%かけるとみなし仕入額が1,600万円

これを売上から差し引いた400万円を元に消費税額の10%をかけて納める税金を算出します!

桃商店の場合、納めるべき消費税額は40万円です!

 

 

 

これが消費税の簡易課税という制度です!

 

自分も書いてて「面倒くさ!!!」て思いました!(笑)

読んでいる方もそう思われた方もいますよね?

しかし! 簡易課税事業者も今回のインボイス制度で重要になりますので

書き記しました!

 

消費税免税事業者について

 

1年間の課税売上が1,000万円以下の事業者は消費税を納めなくてもいいというルールです。

売上1,000万円以下の桃商店を図で説明するとこうなります。

 

 

 

 

 

ここで異変に気付いた方は鋭い!

さっきまでの説明だと預かった消費税は国に納めないといけないですよね?

これを「益税」といって売上が1,000万円以下の事業者が消費税の申告と納付をれている金となっています!なので「免税」事業者ですね。

上記の場合、桃商店が20万円をしています!

もちろん、消費税の納税だけではなくて計算や申告もしなくていいので、納税負担は0円だし事務的負担も少ないですね!

この事業者の事を

 

「消費税免税事業者」

 

といいます。

しかし!

「益税を無くしたい」というのが国の考えで、2022年10月から導入されるインボイス制度で重要な影響があります!

このインボイス制度の影響を理解しないといけないのが消費税免税事業者です!

消費税免税事業者の方にこのインボイス制度を理解していただきたいと思って

この冒険の書を書き記しています!

消費税免税事業者との取引がある方、ご自身が消費税免税事業者の方はインボイス制度を理解することで今からの対応が見えてきます!

前置きが長くなりましたが、インボイス制度については次章から触れていこうと思います!

 

前章の内容を見たい方はこちらから!

インボイス制度に向けて、ReHugのfreee導入支援が気になる方はこちらのHPから無料相談をご活用ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました