【事業再生の現場から】財務の実態を受け止められない

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「事業再生の現場から」の雰囲気が伝わるようにしていますが

守秘義務をしっかり守るために特定の会社、特定の人物が推定できない表現としています!

「聞きたいことがある!」

「この場合はどうするの?!」

などご質問などがありましたら

気軽にこちらからご連絡ください(^-^)/


「事業再生が必要かどうか?」という判断する指標は色々とありますが

その一つは「資金繰りが回らない」という症状が出ていること

経営難に陥っている会社の特徴の一つとして挙げられるのが

「資金繰りが見えていない」ことですが

見えていなくても「資金繰りが回らない」状態かどうか分かります


☑︎ 取引先への支払いが約束どおりの期日にできなくなる

☑︎ 銀行などの金融機関への借入金返済が約束どおりの期日にできなくなる

☑︎ 従業員への給料支払いが約束どおりの期日にできなくなる

☑︎ 社会保険料や消費税納税などが約束どおりの期日にできなくなる

☑︎ いつも資金繰りのことばかり考えている


どれか一つでも当てはまると

「資金繰りが回らない」という症状が出ていることになります

その症状の原因を見つけるためには

「事業の実態」を見極める必要があります

それと同時に「財務の実態」を見極める必要があります

「財務の実態??」

「そんなもの誰が教えてくれるの?」

答えは「貸借対照表」が教えてくれます

しかし「貸借対照表」が

正しく作られて

正しく読み取れることが

条件です

経営難の会社の「財務の実態」を調査しますが

意図的な粉飾ではなくとも

確実に何らかの修正が出ます

修正の主なものは以下のとおりです


☑︎ 売掛金の架空計上 回収が順調にできない売掛金

☑︎ 棚卸資産の架空計上 販売が順調にできない棚卸資産

☑︎ 建物、機械などの固定資産の減価償却不足

☑︎ 土地の評価損

☑︎ 回収が順調にできないその他の資産

☑︎ 買掛金 未払金などの計上漏れ


調査した結果 「貸借対照表」の実態を把握します

しかし 「財務の実態」を受け止められない

受け止められない原因はいろいろありますが

これまでの事業再生支援の経験から考えられる原因は以下のとおりです


☑︎ 会社の経営危機を受け止めることができない

☑︎ そもそも貸借対照表の意味が分からない

☑︎ 貸借対照表の資産・負債の残高が なぜその金額になっているのかの「事業の実態」が分からない

☑︎ ビジネスモデルと決算書の関係を理解していない

☑︎ 長年の粉飾で何が実態かが分からなくなっている

☑︎ 粉飾した決算書を実態と思い込んでいる


事業再生をするためには

まずは 経営の実態を把握することが絶対条件です

続きはまた


「財務の実態」が分からない!!

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