「事業再生の現場から」の雰囲気が伝わるようにしていますが
守秘義務をしっかり守るために特定の会社、特定の人物が推定できない表現としています!
「聞きたいことがある!」
「この場合はどうするの?!」
などご質問などがありましたら
気軽にこちらからご連絡ください(^-^)/
世の中にある事業再生の計画の中には
「数字遊び」で作成しているものがあります
(事業再生の計画だけではなく 創業 融資申請 補助金の計画でも)
事業再生計画策定支援をする会社の社長には
最初の打ち合わせの段階で以下のことを説明します
「数字遊び」で作成された計画は
永遠に「実現」に向かうことができない計画です
これは ジョジョの奇妙な冒険のジョルノジョバーナのこちらの名言を
事業再生の現場での経験を踏まえて 説明している言葉です
ヤツはもうどこへも向かうことはない
特にヤツが「真実」に到達することは決して・・・
「死ぬという真実にさえ到達することは
決して・・・『無限に』
まさしく 絵に描いた餅
役に立たないたとえ。計画などが実現する可能性のないこと。
どういった計画が「数字遊びの計画」であるかを
簡単に判定するツールがこちらです
こちらの項目に一つでも当てはまっていれば
「数字遊びの計画」である恐れがあります
1.「事業そのもの」の理解が十分ではない
2. 「窮境原因の特定」が十分ではない
3.改善内容について、経営者、従業員が納得していない、理解していない
4.改善内容に「強化・徹底」が散見されるが、具体的な行動が分からない。
5.安易なコストカットのみで、肝心の損益判断に必要な原価計算に触れていない。
6.専門家に「管理データがない」という言い訳をされ、実態把握が十分ではない。
7.経営改善ではなく、リスケが目的になってしまっている。
ちなみに こちらのチェックリストは自分自身が
中小企業再生支援協議会に在籍した期間に感じたことであり
中小企業再生支援全国本部の統括プロジェクトマネージャーの藤原氏が著者である
「実践的中小企業再生論〔改訂版〕~「再生計画」策定の理論と実務~ 」にも
同様の説明がなされています
こちらの書籍の引用とわたし自身の経験を踏まえた
「事業再生計画を策定するときに気をつけること」は こちら!
これらの項目の一つでも当てはまると「数字遊びの計画」であり
永遠に「実現」に向かうことができない計画になっている恐れが高いです
それぞれの項目の詳細はまた後で(^-^)/
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