20xx年x月13日
「15日の支払いができない状態です・・・」との電話連絡あり
経営改善計画策定が終了し
メイン金融機関から再生支援資金20,000,000円の融資を受けて9ヶ月後
経営改善支援をしている会社の資金繰りがショート寸前!
20xx年x月13日
最短で予定が取れる翌日(20xx年x月14日)に会社にて社長と専務と打ち合わせ
経営改善計画策定をしている1年前に資金ショートしかけた時は どうにか切り抜けたが
今回は切り抜けられそうにないまま(20xx年x月15日)の支払いを迎える
3ヶ月前ほどから個人の不動産を売却して
資金繰りショート寸前の会社に資金提供して
抜本的な再生をしていきたいと連絡があったのに
メイン金融機関からは 「工事見返り資金を出すことはできる」との提案を受けているものの
それ以外の融資については対応できないとのこと
(金融検査の経験もあるので それは当然の対応であるということは分かる)
20xx年x月15日
資金調達できないまま15日を迎える
午前に社長から電話が入る
「メイン金融機関に工事見返り資金を出してもらうための
資料を作成しているので 会社に来ていただけますか?」
幸いなことに1時間ほどであれば余裕があったので 会社に急行
メイン金融機関から申し出がある工事見返り資金を受けられたとしても
15日の支払いには利用することができない
(以下は 割愛している部分もありますが やり取りのごく一部です)
(守秘義務に抵触するような情報は記載しておりません)
けいぞう「工事見返り資金は 過去の別の工事の支払いには使えないのは当然のことです」
社長「そうは言っても15日の支払いのためのお金は・・・」
けいぞう「社長 やることはやっていますか?」
社長「???」
けいぞう「今後も事業を継続して改善していくんですよね?」
社長「・・・・・もちろん そのつもりです」
けいぞう「やることはやっていますか?」
社長「協力業者の1先に電話をしたんですが 電話に出てくれないので・・・」
けいぞう「それでいいんですか?」
社長「・・・」
けいぞう「すべての協力業者の方々に誠意をもってお願いすることが 今できることで しなければならないことではないんですか?」
社長「・・・そうですね・・・」
(次の予定があるため 会社から次の現場に移動)
夜 社長に電話をして進捗状況を確認してみると
けいぞう「協力業者の方々への支払い延期の連絡の状況はいかがでしたか?」
社長「すべての取引先に電話をしました!」
けいぞう「どのような反応でしたか?」
社長「1先を除いては支払い延期について承諾してもらえました!」
けいぞう「よかったですね!」
社長「はい!」
まさしく
為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは
人の為さぬなりけり
崖っぷちでも
諦めずに
考えて
動き続ければ
何か変わる
改めてそう思います
まだまだ気を緩められない緊張状態が続くが
会社が諦めずに立ち続ける意思と覚悟がある限り
支援します
続きはまた後で♪
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