勇者けいぞう、球磨川くだり株式会社の取締役経営管理部長を辞任したってよ!

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公認会計士の使命を果たすためにイマココに書き記します

(前略)

独立した立場で情報の信頼性を確保して

(中略)

国民経済の健全な発展に寄与すること

2020.5.13の定時株主総会をもって

球磨川くだり株式会社の取締役経営管理部長を辞任しました

沖縄在住で熊本に移動できなかったため

取締役会と定時株主総会はオンラインで出席して

取締役経営管理部長の決算報告説明などは

しっかりと対応しました

おそらく「辞任した」という情報だけを見た地元の方は

コロナショックで大変な中 何で辞めると?

という疑問から げなげな話(噂話)をされると思うので

事実を淡々と書き記します

しっかりとご覧ください

噂話ほど情報の信頼性が低いものはありません

もしも直接聞きたいという方は

問い合わせページからご連絡ください

しっかりと向き合いますし

嘘を言うわけがありません

ただし公開されていない情報で

守秘義務に抵触する情報は話せないことについては

御了承ください


【取締役経営管理部長になるまで】

前社長が退任せざるを得なくなったことから

前社長が担当していた資金繰りや銀行交渉や会計ソフトへの登録

税務申告書作成や税務署との交渉などを誰もできないため

2018.12月から執行役員経営管理部長として

その当時の取締役会で承認してもらい

旧体制から新体制への移行時期の1年間の期間限定での

事業再生の「中から」の支援を開始しました

その後 2019.1.25に代表取締役になった瀬﨑さんから

次回の株主総会で取締役に就任してもらえませんか?

と提案いただいたので 取締役に就任することになりました

自分の生まれ故郷の大事な企業であるため

取締役になるからには経営管理部長としての責務を全うするべく

2〜3ヶ月に1回の現地訪問対応だけではなく

電話やメールなどで現地の社員・船頭とのコミュニケーションは継続していました


【取締役経営管理部長を辞任するまで】

ハローワークなどで後任の経営管理部長の募集をかけても

経営難の地域の中小企業であるため応募がありませんでしたが

ようやく2020年に入って業務引き継ぐ人の目処が立ちました

その方への業務引き継ぎの時間を考慮しつつ

2020.2期の決算・申告だけではなく

コロナ緊急対策融資や持続化給付金などは

現地社員と連携して 速やかに完了させた後に

2020.5.13の定時株主総会で辞任をしました

もともと「会社内部の立場」としての支援は

「1年間の期間限定」約束でした

約束(出典:勇者けいぞう愛用のMac搭載の辞書)

① 当事者の間で決めること。また,その決めたこと。

② ある社会・組織などで,あらかじめ決められていること。きまり。ルール。

③ 生まれる前から定まっている運命。宿命。因縁。

約1年6ヶ月になっているため6ヶ月ほど超過しています

たしかにコロナショックによって完全休業中であり

その後も通常営業に戻るまでの時期が読めない状態で

辞任することは 自分自身とても残念です

残念(出典:勇者けいぞう愛用のMac搭載の辞書)

① 満足できなくて,心残りがする・こと(さま)。

② 悔しく思う・こと(さま)。

辞任する理由は色々とありますが その一つが

人吉という地域を再生するための時間を確保したい

もともと人口減少が著しいことから2018.3.11〜12に開催された

人吉市移住定住アイデアソンに参加した目的は

人吉の現状を知るためであり

人吉の課題を知り

人吉の方々の問題意識を知り

人吉の再生の方法を探るためでした

球磨川くだりの事業再生そのものも大事ですが

それを起点として人吉の地域再生を支援していくことも

すで2018年3月には決意していました


【球磨川くだりの事業再生支援に関わるきっかけ】

ところで親戚も含めて地元では

市長が同級生だから依頼されたとやろうもん

という噂話があるようですが

「自分自身で球磨川くだりの事業再生を決意した」のが事実です

地元の熊本県人吉市は噂話が多いですが

これはどこの地域も同じです

情報の信頼性が高くなければ

意思決定はできません

意思決定(出典:勇者けいぞう愛用のMac搭載の辞書)

ある目標を達成するために,複数の選択可能な代替的手段の中から最適なものを選ぶこと。

ここからは

球磨川くだりの事業再生に関わり出すきっかけ

以下に書き記します


【球磨川くだりの経営難を知る】

2014年ごろFacebookで球磨川くだりの船頭が大量退職との記事をみて

「くま川下り 決算書」で検索したところ

人吉市公式サイトで公表されている経営評価表を見つけた

その中の情報だけでわかったのは

まだ債務超過ではなかったものの3期連続赤字で

川下り部門も国民宿舎部門も赤字ということ

「え!こんなに経営が大変だったのか・・・」と

生まれ故郷の代名詞とも言える球磨川くだりの経営難を知った瞬間です

すでに沖縄に移住していたため何もできずに数年が過ぎ

ついに7期連続赤字 3期連続債務超過に

「このままでは人吉の観光の一つが消えてしまう」

「どうにかしなければ」

という気持ちが日に日に強くなりました


【球磨川くだりの事業再生支援を開始するまで】

2017.3.13の人吉市役所市長室で

「くま川下り株式会社」(その当時の社名)の総務部長と初対面

偶々(たまたま) 同級生の松岡隼人さんが市長であったため快諾いただきました

とはいえ 7期連続赤字3期連続債務超過の経営危機状態だったので

どなたが市長だったとしても同じ提案をしていました

その提案を快く承諾してくれたかどうかは

その時の市長に委ねられたかもしれません

1度の打ち合わせで承諾いただけなかった場合でも

諦めずに粘り強く提案する覚悟もあったので

「事業再生を支援した」という結果は変わらなかったでしょう

その後 2017.9.13に新聞報道されたとおり

ReHugの立場として事業再生計画策定支援を開始することになりました

事業再生計画策定支援の報酬の三分の二の補助について

議会からの承認をいただくことに

ご尽力いただいた市役所の担当者の方

何度も熱い議論を交わさせてただくだけではなく

今も色々なご配慮をいただきまして

ありがたきしあわせです

上記の2017.9.13に新聞報道をご覧になって

たくさん報酬もらっとるとやろー

と思った方 是非ともこちらをご覧ください


【球磨川くだりの事業再生支援で気づいたこと】

生まれ故郷である熊本県人吉市に

本格的に仕事として行き来するようになりました

地元の方達は地元の宝と思っているものの

「球磨川くだり」どころか「球磨川」にも

無関心なように感じました

自分の母に聞いても

球磨川くだりにはあんたの結納の時に乗ったのが最後だし

球磨川にもあんまりいかんもんねー

との返事

人吉に行っている時には車でも徒歩でも

なるべく球磨川沿いを通るようにしていたが

時間帯によるかもしれませんが

球磨川沿いに人はほとんどいませんでした

それをはっきりと感じたのが

事業再生計画策定支援の一環として試みた

市民参加型の意見交換会

「くま川下りを「もっと元気」にすることで
人吉を「もっと楽しく」するためにマジで語るバイ!  」

僕がつながっている地元の方にも声掛けしてもらったが

「球磨川くだりを残したい」と熱い気持ちを持つ方々に

参加いただくことができました

ご協力いただい方々

ご参加いただいた方々

ありがたきしあわせです

意見交換会で感じたことは

事業再生に熱い思いを持つ方がいる一方で

そもそも無関心な方が多いこと

意見を言っている方々も

言葉だけ行動ができていないこと

人吉そのものが人口減少で徐々に経済低迷していく中で

自分自身の事業や生活を守ることを優先しないといけないので

そのようになるのも致し方ないです

自分自身も「家族を守る」ことを最優先します


【球磨川くだりに対する地元の方々の変化】

しかしながら事業再生支援に関わり出した

2018.3.13から地元のいろんな方々といろんな話をしました

2019.1.25にシークルーズを業務提携契約を締結後

瀬﨑さんと中川さんの尽力で

地元の新聞やテレビでも前向きな報道が多くされました

一つ一つ

一歩一歩

一人一人ですが

関心を持ち始めた人

応援してくれる人

乗船してくれる人

支援してくれる人

どんどん増えてきています

想いだけではなく

言葉だけではなく

行動をする人たちが

徐々に増えてきました

有言実行する人たちが増えてきました

有言実行(出典:勇者けいぞう愛用のMac搭載の辞書)

言ったことは必ず実行すること


【球磨川くだりを辞任して想うこと】

球磨川くだり株式会社の取締役経営管理部長は辞任しました

しかし

「球磨川くだり」という地元の宝の再生は諦めていません

人吉の地域再生を通して

球磨川くだりの再生は実現するために

ReHugの人吉出張所を開設しました

心強い仲間も現地で採用しています

オンラインミーティングで沖縄の心強い仲間と一緒に

人吉の経済を「もっと楽しく」するために

ReHugは今まで以上に取り組んでいきます

沖縄在住で本社が沖縄のReHugが人吉再生を諦めない理由

それは代表である勇者けいぞうの生まれ故郷が

熊本県人吉市だから


あとがき

2018年1月 人吉に降臨していた時に発売された

Mr.Childrenの「here comes my love」

そのプロモーションビデオもとてもよく

思わず涙が出てしまったが

その歌詞が2018年1月にも辞任した2020年5月の気持ちにぴったりすぎる

続きはこちらから♪

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