1978年3月21日に熊本県人吉市に誕生した
私の「人生を大きく変えた」と言っても過言ではない
“製品”が1986年5月27日に創られた!
その名は「ドラゴンクエスト」!!
2016年11月17日時点で
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス公式サイトに掲載されている
ドラゴンクエストシリーズの販売実績は6,600万本以上!
そして!
2016年はドラクエ生誕30周年という節目の年であるため
いろんな“製品”や“サービス”が創り続けられている
その一つが!
埼玉を皮切りに福岡・名古屋・大阪・横浜の5会場で計40回開催された
「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー」(以下、「ドライブ」)であり
私自身は福岡公演で1回のつもりが2回も見てしまった!
せっかくなので「ドライブ」の”顧客”として感じた”情報”を活用して
公認会計士として推定した「ドライブ」の売上高(グッズ売上は除く)を発表!
24億円!!!
ゲームや観劇といえども
それは「顧客が求める価値を提供」する形の一つであり
顧客はその対価として“カネ”を支払い
会社は“カネ”を受け取る
つまり、「売上高」とは
顧客が「望んでいることを実現する」か
「悩んでいることを解決する」ことで得られた「対価」である
とはいえ!
これだけの価値を生み出すためには
キャスト・スタッフ・脚本・演出・機材・最新技術(プロジェクションマッピング)など
顧客に価値を提供するために必要な「原価」が多くかかっているはずである
これは顧客の立場からはなかなか見えにくいものである
つまり!
「原価が見えない」ということは
「採算が見えない」
「事業性が見えない」ということである
昨今 金融機関を震撼させている「事業性評価」は
ビジネスモデル(儲けの仕組み)の「7つの要素」について
会社の現場に赴き
十分な“コミュニケーション”によって
しっかりと理解することが合理的かつ効率的な方法である
コミュニケーションの意味をしっかりと理解しているであろうか?
ところで!
公認会計士の存在意義は
公認会計士法第1条に定められているとおり
“過去”の活動の結果について
独立した立場において
“情報”の信頼性を確保することで
国民経済の健全な発展に寄与することである
昨今 公認会計士そのものの「信頼性」を大きく損ねることが発生している
一方で医療法人や社会福祉法人の法定監査が導入されるが
あえて言葉を選ばずに言えば「欠品」や「不良品」を出さないように日々の自己研鑽に努め
業界としても各会員としても公認会計士の「信頼性」を回復させることが
“現在”において非常に重要なことである
なぜならば!
国民経済の健全な発展のためには
“将来”をより良くする意思決定に必要な “情報”の信頼性を確保することが
公認会計士の使命であるからである
また!
森金融庁長官が発信している
「従来型の銀行経営がより低収益化してくる中で
これといって強みのない銀行に残された時間は少なくなってきている」
を会計業界に当てはめると
「従来型の会計業界経営がより低収益化してくる中で
これといって強みのない公認会計士や税理士に残された時間は少なくなってきている」
となることは近い“将来”に起こりうることである
つまり!
「適正な会計の更なる徹底」は言うまでもないが
“現在”の顧客が求める価値である「コンサル機能の強化」を図らなければ
遅かれ早かれ「捨てられる公認会計士」になるという危機感を感じている
この「勇者けいぞうの冒険の書」を読んでいただいている方は
どのように感じているであろうか?
「もしも公認会計士がドラクエの世界の「勇者」だったら」と想像してみると
“社会貢献”を達成するという使命感を持って
上記の課題解決のために“勇気”を振り絞って一歩を踏み出しているはずである!
ということで!
日本公認会計士協会第36回研究大会(2015年9月18日開催)の
「事業再生を通じて地域活性化のために公認会計士が果たすべき役割」
日本税理士会連合会第43回公開研究討論会(2016年11月4日開催)
「地域と中小企業者の活性化のために税理士が果たす役割」に
発表者として登壇した。
私が尊敬する人の一人である父の17回忌の命日である
2015年12月11日にReHug株式会社を設立し
「代表取締役 勇者」という肩書きにしたのも上記の熱い思いからであり
決してふざけているものではない
上下関係という繋がりではなく
ドラクエのようにチームとして
「人生をもっと楽しく」を胸に
日々いろいろなクエストクリアーを楽しんでいける仲間を
ルイーダの酒場で見つけたいというのが
私が“現在”「望んでいること」である
この原稿の前半部分は
2016年5月26日に誕生した息子を左腕で抱っこしながら
右手のみでタイピングしていたことは
原稿の“情報”だけでは伝わらないので
あえてここに記しておく
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